探偵事務所の求人・アルバイトとは
インターネットを見ていると、探偵事務所の求人やアルバイト募集を見かけることがあります。
ちなみに当社では現在、求人は行っておらず、アルバイトの募集は一度も行ったことはありません。
しかし、探偵の求人やバイトについて知りたいという方もいらっしゃるかと思いますので、どんなものなのかを書いてみたいと思います。
探偵事務所の求人
探偵事務所の求人で見られるのは、多くは「相談員」「調査員」の求人です。
探偵の仕事は大まかに相談担当・調査担当に分けられます。
相談担当とは、依頼者からの相談を受け、調査の説明や提案をします。
依頼・契約となった場合は、契約事務を行い、その後も依頼者との連絡を担当します。
調査担当は、調査対象者の尾行・張り込みや聞き込みなど、現場の調査を行います。
この他に「事務員」というものが見られますが、おそらく電話対応や書類作成、経理、雑用などを担当していると思われます。
しかし、多くの探偵事務所では所属している探偵がこれらの仕事を兼任していると思われ、個人事務所の場合は全てを一人で担当することになります。
探偵のアルバイトについて
色々な意見や考えがあるかもしれませんが、以下は当社の探偵のアルバイトに対する考えです。
- 「自分の働きたい時間に働きたい」
- 「空き時間に稼ぎたい」
- 「興味があるから経験してみたい」
これらはアルバイトとして働く側の一般的な視点です。
バイトには学生も多く、学生などが若いうちから仕事を経験するのも良い事でしょうし、特に問題があるわけではありません。
しかし、アルバイトではない立場から、アルバイトに対する一般的な見解を考えてみて下さい。
- 「好きな時間で働いているだけ」
- 「重い責任を負っていない」
- 「一時的な仕事である」
これはバイトを否定しているわけでも、悪意があるわけでもありません。
しかし、まぎれもなくアルバイトという存在の一面であり、「仕事に対する信用」においての率直な感想はこんなところではないでしょうか。
探偵の調査は決して安い金額ではありません。
例えば、車を売る営業マンや冠婚葬祭の担当者がまだ社会人ではない学生などのバイトだと知ったら、果たしてご自身は契約できるでしょうか。
探偵事務所に相談した時、アルバイトからの説明や提案、アルバイトによる尾行・張り込み、で本当に依頼を決断できるのかどうか? 高いお金を払えるのかどうか?という話です。
そういった観点から、当社にはアルバイトは存在せず、プロの人間のみが所属する探偵事務所となっております。
バイトを雇う探偵側の問題
そもそも実際にアルバイトを募集している探偵事務所側の意図はどんなものなのでしょうか。
なぜ正社員や従業員の募集ではなく「アルバイト」なのか?
探偵事務所の経営は不安定であり、人をたくさん雇っている探偵事務所はおそらくかなり限られています。
人手は足りないけど、従業員として雇う余裕がない。
そういった事情があるのかもしれませんが、労働力を「バイト」によって安く済ませようとしているようにも思えてしまいます。
プロではないバイトが依頼者の案件を担当するということは、その探偵事務所のサービスの質の低さを意味するとも思います。
関連
(社)日本調査業協会 | (社)東京都調査業協会 | NPO全国調査業協会連合会 | 北海道総合調査業協会 | 社)全日本総合調査業協会 | 栃木県調査業協会 | (社)さいたま調査業協会 | 全国あんしん探偵業協会 | 神奈川県調査業協会 | (社)東北調査業協会 | 中部調査業協会 | (社)愛知県探偵業協会 | (社)大阪府調査業協会 | (社)日本調査機構 | (社)関西総合調査業協会 | 関西調査業協会 | (社)兵庫県探偵業協会 | (社)日本探偵業連合会 | (社)九州調査業協会