自分で浮気調査をする

ご自分で浮気調査をしたいと考える方は後を絶ちません。

経済的に探偵を雇う余裕など全く無く、パートナーが目に余る浮気を露骨にしている方は「ご自分で浮気の証拠を」と考え、インターネットで得られる情報を頼りに、出来る限りの情報を集める行動をとられるかと思います。

しかし、ご自分でとれる行動には限界があり、決定的な浮気の証拠を撮影するまでには至らないのが現実と言えます。

実際に浮気調査を実施すればすぐに判断できることなのですが、配偶者や恋人のような近しい人物をまともに尾行すると、余程運がよくない限り、尾行が相手に発覚してしまうのです。

当然、ホテルの出入りを撮影するにしても、相応の準備が事前になければ証拠となる撮影は不可能と言えます。

ホテルを出てパートナーと別れた浮気相手の自宅を尾行し突き止めることも、一回のチャンスでは困難であると容易に想像できるのではないでしょうか。

上述の理由から、ご自分で浮気調査を行い、バレずに証拠を撮影し、浮気相手の身元を突き止めるまでには、相当の困難と膨大な時間がかかってしまいます。

探偵に調査を依頼しなくても、結局は「時間とお金がかかる作業」と言えるのです。

ホテルを張り込む際にも、パートナーに知られないためにはレンタカー等の準備が必要ですし、ある程度の暗がりに対応した撮影に適した機材が必要となるでしょう。

このような全ての事柄をクリアして初めて浮気の証拠は撮影され、浮気相手の身元は判明するのです。

ご自分で浮気調査し、証拠を撮影して浮気相手の身元を突き止める行為が、如何に長い道のりになるか？

そして、失敗を繰り返し結果を出すまでに要する期間や時間を考えるならば、ピンポイントで探偵に依頼する判断も「選択としてあり」と考える方が数多く存在しているのです。

可能な限りご自分で浮気調査を実施することを悪いとは言いませんが、相応のリスクが存在することを認識した上で実施されることが望ましいことに違いありません。

どのような注意が必要となるのか？

まず、ご自宅や勤務先から浮気調査をご自身で実施されることは予想以上に気付かれるリスクが存在するのでおすすめできません。

当然ですが、ご自身で浮気調査を実施する際には「自宅の最寄り駅で張り込む」や「勤務先の最寄り駅で張り込む」等の慎重さが必要と言えます。

改札を通過するパートナーを確認したならば同じ車両に乗り込む行為は絶対に避けましょう。面識のある人物は遠目であっても認識されやすいからです。

一駅ごとに降車した人物の中にパートナーがいないか確認し、降車駅が確認されたならばできるだけ遠目で尾行し立ち寄り先を特定しましょう。

もし、駅ビルのエレベーター等を利用したならば、見失うことを承知で同じエレベーターには乗ってはなりません。

上階のレストラン街等で異性と合流しているとすれば、見失うリスクを覚悟の上で「二人が降りてくる可能性が高い場所を選定」して待ちます。

ここまでで既に多くの方は尾行に失敗しているかもしれません。しかし、面識のある人物を尾行するためには必要な慎重さと言えるのです。

このような慎重さが無い状況で、下手な変装で調査対象者の近くをウロウロ尾行でもしたならばパートナーにバレる可能性が非常に高くなってしまいます。

ご自身が相手を見失なわない距離感は、むしろ相手に尾行がバレてしまう距離感と認識されることが必要です。

何度も尾行の失敗があったとしても、頻繁に待ち合わせする駅や飲食しているおおよその場所などが判明するかもしれません。

ここから先は上記のとおり、張り込むための「レンタカー」や「撮影機材」を準備してホテルを利用するタイミングを待つ段階となります。

どうしても撮影や張り込みが困難なケースでは、やはり探偵に依頼することも視野に入れ、ご自身の判断で浮気の証拠を取得されることが望ましいと言えるでしょう。