浮気調査での探偵の尾行の真実

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探偵の尾行

浮気調査における本当の探偵の尾行

浮気調査は、配偶者のどちらかが依頼者となり片方が調査対象者となるケースで浮気の実態すなわち不貞の事実を押さえてそれを話し合い、離婚裁判などに使用できる証拠として報告書に作成するまでの調査です。

浮気調査はいわゆる「尾行」により追跡し調査対象者の行動を探っていきます。

よくテレビドラマなどでは探偵1人が尾行している様子が出てきますが、本物の探偵は基本的に1人で尾行は致しません。最低でも2名1組で調査を行います。

探偵事務所によっては4人~5人で1チームというところもあるくらいです。しかし、通常の浮気調査であれば2人から3人でだいたい賄えます。

まず追跡する際もずっと1人が尾行するのではなく、交互に前後する事で対象者の目を眩ます事ができます。

またマンションや店舗などでは裏表に出入口がある場合もあります。1人だと入った出入口で待つしかありません。

しかし、裏口から出られていたら、既に立ち去ってしまった場所をひたすらマークし続けることになってしまいます。何しろ表からは出てきていないのですから。

浮気調査の場合、対象者が浮気相手と合流してどこかの飲食店に入ったとしても、探偵はひたすら表で張り込みを続け出てくるのを待っています。

飲食店内では2人で入ったといえ、店内で浮気の証拠となる不貞行為をするわけがありません。

店の規模や構造を知らないのにあえて潜入し、対象者が退店した後の尾行に支障をきたすわけにはいかないからです。

しかし、入退店時の写真や映像は撮影しておきます。

そしてラブホテルや相手のマンションなどに行ったとします。入る時の写真や映像を撮影し出てくるまで待ちます。

たまにラブホテルに入ったらそれで充分ですとという依頼人がおられますが、ラブホテルに何時間入っていたかが証拠としては肝心な部分でもあるのです。

2人が出てくるまで張り込みます。探偵に取っては辛い時間帯です。

何しろ2時間で出てくるのか5時間なのか、宿泊するのか全く判らず、出入口で張り込みを続けなければならないのです。

ラブホテルなどでは出入口が1箇所という事は少ないです。これも2人以上でチームを組む意味としてご理解頂けるかと思います。

ラブホテルで数時間過ごし出てきました。勿論、肝心な撮影もしておきます。

その後、浮気相手と別れれば調査対象者を浮気相手に変更し追跡を続けます。

これは浮気相手を特定する為です。浮気の事実が判明しても浮気相手を特定する事で今後の話し合いや裁判でもいろいろと活用できるからです。

相手のマンションに入った場合、2~3時間で対象者のみが出てきたとします。

この様な状況を1回だけ押さえても不貞の行為としての証拠能力が低くなる事が多いです。

まず相手の居宅に2人っきりで過ごしていたという証拠がないからです。浮気の証拠としては何回の出入りを押さえる必要が出てきます。

簡単なようで難しく、難しいようで簡単な事もあるのが実際の探偵の尾行です。

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