浮気による人間不信
人間不信とは文字通り人のことが信用できなくなることで、人によってそのきっかけとなる出来事はさまざまです。
共通していえるのは、心の底から信頼していた人に裏切られた場合に陥りやすいという点です。
親や兄弟姉妹をはじめとする家族はもちろん、親友に友達、仲の良い同僚だと思っていた人たちから取られた行動で、裏切られたと感じると大きなショックを受けてしまい、人間不信に陥ってしまうのも無理はありません。
そんな人間不信に陥ってしまうケースで最も多いのが、彼氏や夫、彼女や妻といった、愛した相手からの裏切りです。
その最たるものが浮気といえます。
浮気が人間不信に陥らせてしまう理由
彼氏と彼女の関係であれば、裏切られたというショックから人間不信になったとしても、別れることでまた新しい出会いがあり、信頼できる異性に出会うことで立ち直れる可能性は高いでしょう。
それに比べると、婚姻関係にあった男女の方が、ショックはより大きくなる傾向が強いといえます。
そもそも婚姻関係とは血のつながりのない男女が共に末永く愛し合い、互いを思いあって暮らすと誓うことによって成立する関係ですので、彼氏と彼女として付き合うよりもはるかに深いところで結ばれます。
しかも子どもがいれば、2人にとってかけがえのない存在がいるわけですから、よもや浮気など考えもしないでしょう。
ところが人間というのは強欲なもので、結婚してしばらくすると一緒に暮らしているのが当たり前という感覚になってきます。
母となった妻は子育てに忙しく、父親としての自覚に欠ける夫ほど浮気をする確率は高くなってくるため、婚姻関係にありながら浮気をする人が絶えません。
浮気によって人間不信になるのは圧倒的に女性が多い
男性の中にも嫉妬深く、妻を束縛したがる夫は少なくありませんが、浮気によって人間不信に陥るケースは少ないといえます。
これは、男性が女性よりも会社で多くの時間を過ごし、浮気をされたというショックを受けたとしても、目の前の仕事をこなしているときは同時に2つのことはこなせないという男性脳の特性という要素もあるといっていいでしょう。
そのために、比較的忘れられる時間が長くなり、ショックが人間不信にまで及ばないと考えられます。
それに対して女性は、子育てをしながら家事をこなすといった具合に同時進行できる脳の機能が優れているため、仕事や家事をしながらも折に触れて思い出し、無意識にショックを何度も繰り返して体験してしまい、人間不信に陥りやすいのが特徴です。
最も信頼していた人から裏切られたというショックや自分よりも他の女性を大事にしていたという優先順位、子どもがいる場合には子どもがいるのになぜといった思いがぐるぐると頭を巡り、結果的にもう誰も信じられないということになってしまいます。
人間不信になるのは当たり前
結婚するということ自体、人生においてそもそも大きな決断です。
その決断をして始めた結婚生活が幸せだったとしたら、浮気をしていることがわかったときにそのショックが大きくなるのも無理はありません。
男性の中にもショックで人間不信に陥る人もいますので、男性だからといって人間不信にならないとはいえません。
心から愛していた妻が浮気をしていたとなれば、男性の方がショックが大きい場合もあるからです。
男女ともに婚姻という関係が非常に特別なものであることを考えると、浮気によって崩壊してしまった人間関係によって人間不信になることは、むしろ当然のことでしょう。
このときに大事なのは自分を責めず、時が癒してくれるのを待つことです。
あるいは、心療内科を受診して客観的に話を聞いてくれる人に相談するのもいいでしょう。
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