依頼人が想定する浮気調査の結果とトラブルの危険性
探偵が日夜実施している浮気調査は「依頼人の思惑」にそって実施され、調査を実施した結果が「思惑に反した結果」であっても調査費用は発生し請求されます。
もし、依頼人の想い込みが強く、探偵の調査結果が受け入れ難い事実だった場合には、探偵とのトラブルに発展する危険性が高くなります。
依頼人が自身が欲する結果を強く願えば願う程に、調査を実施した探偵への負の感情は高まることになります。
探偵にとって分が悪いことに、調査結果というものは必ず想定通りになるわけではなく、依頼人が調査に費やした調査費用の金額が高くなればなるほど「納得のいかない調査」になると言えるのです。
このような悪循環ともとれる流れは、探偵と依頼人の間に起こる可能性が高いトラブルの一つです。
消費生活センターに寄せられる探偵への苦情の中に「調査結果に見あわない費用」がありますが、上記のようなトラブルはこのような苦情に繋がるケースと言えます。
仮に探偵と御依頼者が相談段階で想定される悪い結果についても事前に話し合うことが出来れば、ここまでの悪循環には発展しないと言えるでしょう。
依頼人も悪い調査結果でも受け止める覚悟をもって調査を実施し、費用がかかることも想定するのではないでしょうか。
「依頼人が想定する浮気調査の結果」は、探偵の良心や適正な業務が実施されているかに左右される問題であるということです。
探偵が良心的に相談者の相談に乗り、過去の調査実績や経験からの判断にて、相談内容の浮気調査を実施した場合に想定できる問題点を事前に説明できていたならば、このようなトラブルや悪循環は一掃されるのではないかと思います。
優良で誠実な探偵や興信所が調査に関わる相談を実施した場合には、経験から想定される御相談者に及ぶ不利益についてもご説明を事前に実施しているはずです。
御依頼者が調査結果に納得することはできなかったとしても、トラブルに発展することはありません。
しかし、一部の悪質な探偵業者は上記のような説明不足な状況下での浮気調査実施を何とも思わず高額な調査費用を請求するため「調査費用に見合った調査結果が得られない」という苦情が出るのだと思います。
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